2026.02.03 九工大開発の超小型衛星「LEOPARD」 3日に「きぼう」から放出

超⼩型衛星「LEOPARD」

開発メンバー開発メンバー

 九州工業大学が開発した超小型衛星「LEOPARD(レオパルド)」は、規格化された小型衛星「キューブサット」の6Uサイズによる月探査を見据え、3Uキューブサットを用いて5つの技術実証ミッションを行う。昨年8月にJAXA(宇宙開発機構)へ引き渡され、3日に国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」からJ-SSOD#35 として放出される。

 レオパルドは、九工大がこれまで運用してきた複数の超小型衛星(KITSUNE、CURTIS、BIRDSシリーズ、Aoba Velox-IV など)の知見をもとに設計・開発され、17カ国以上の学生が参加する九工大の国際的な教育プログラムの一環として実施している。

 搭載されているミッションは、地上起源の片方向無線測距信号システム(OPERA)の機上処理、地平線観測のためのマルチスペクトルカメラミッション、シングルイベント・ラッチアップ検出、形状記憶合金を用いた太陽電池パネル展開、複数磁力計による計測。シンガポールの Zero Error Systemsが開発したペイロードを搭載し、市販部品に対するシングルイベント耐性技術の実証も行う。

 今回放出される超小型衛星は6機あり、レオパルド以外にも、九工大の関わったKNACKSAT-2 、UiTMSAT-2も放出される予定だ。

 放出の模様は、JAXA公式YouTubeチャンネルで配信予定。九工大では戸畑キャンパスの百周年中村記念館で、衛星放出の瞬間を見守るパブリックビューイングも予定している。