2026.02.06 グンゼ、通期の連結業績予想を下方修正 メディカル事業、中国での収益悪化 

 グンゼの2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結決算は、前期末に電子部品の事業を収束した影響や、海外でのプラスチックフィルムの売り上げ低迷、アパレルの量販店での販売減少などにより、減収減益となった。メディカル事業の中国での収益悪化などを受け、通期連結業績予想を下方修正した。 

 売上高は前年同期比3%減の998憶4300万円、営業利益は同11.5%減の56億4100万円、経常利益は同13.4%減の56億3900万円、純利益は同70.2%減の13億2400万円となった。営業利益と経常利益は、メディカル事業の拡大に向けた設備投資や人員増加による固定費の拡大や、アパレル事業の販売数量減少とコスト増加の影響を受けた。 

 機能ソリューション事業は、エンジニアリングプラスチックスが半導体市場向け製品のサプライチェーンにおける在庫調整の影響を受けた。 

 通期連結業績予想は、売上高は1400億円から1330億円、営業利益は85億円から64億円、経常利益は83億円から63億円、純利益は28億円から16億円に変更する。メディカル事業の中国の高額医療規制や、日中関係悪化による中国国産品の優先採用加速による影響の長期化が懸念されることや、エンジニアリングプラスチックスの半導体市場の回復が遅れる見通しであることから、売上高を下方修正した。売上高の減少にともない、利益も前回予想を下回る見通しだ。