2026.02.13 クラレの25年12月期は減収減益 減損損失256億円を特別損失に計上 26年12月期は大幅増益を計画
クラレの2025年12月期連結業績は、販売数量の減少や在庫評価差額のマイナス影響などにより、減収減益となった。純利益は、イソプレンケミカル事業関連資産とスチレン系熱可塑性エラストマー関連資産の減損損失256億円を特別損失に計上したことなどにより、8割近い減益となった。26年12月期は増収増益を計画する。
25年12月期連結決算は、売上高が前期比2.2%減の8084億4700万円、営業利益が同30.8%減の588億8200万円、経常利益が同36.8%減の515億1500万円、当期純利益が同76.5%減の74億6800万円。
セグメント別売上高は、ビニルアセテートは、光学用ポバールフィルムは国際的スポーツイベントなどでのテレビの買い替え需要に支えられ数量が増加したが、ポバール樹脂は欧米中心に需要が低迷し、前年同期比2.5%減の4044億9500万円。イソプレンは、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」が電気・電子用途、自動車用途ともに販売数量が増加し、同5.3%増の803億7800万円。
機能材料は、同0.5%減の2069億3900万円。繊維は、欧州経済停滞やEV(電気自動車)の生産調整などが響き、同3.1%減の607億4900万円。トレーディングは同1.7%減の687億6600万円。
26年3月期は増収増益を計画し、全セグメントで増収・営業増益を見込む。26年3月期連結業績予想は、売上高が前期比5.1%増の8500億円、営業利益が同18.9%増の700億円、経常利益が同24.2%増の640億円、当期純利益が同435.6%増の400億円。








