2026.02.17 スイスのMicrolino、超小型EVの販路拡大 ノルウェーに販社設立
Microlinoはノルウェーに販社を設立し、超小型EVの販路拡大に取り組む
スイスの超小型EV(電気自動車)メーカーとして知られるMicrolino(マイクロリーノ)が、国外への販売を強化している。同社は2022年に生産を開始し、ドイツやスペイン、ベルギーで先行販売した。24~25年には、オランダや英国でも販売。今月12日には、ノルウェーに公式販売パートナーとなるMicrolino Norge ASを設立して販売を始め、販売やサービスからアフターサポートや保証業務まで一貫して手がけるサービスの提供体制を整えた。
車自体はスイスで開発し、製造はイタリアのトリノで行う。「New Generation Urban Luxury」をコンセプトにシンプルなデザインや持続可能性を追求した新世代車。同社は最近の販売実績を公表していないが、23年までに200台を販売した実績を紹介する資料もある。
ドイツやスペインは消費人口が多く、消費地として自動車販売に適した土地とされる。しかし、人口の少ない北欧のノルウェーに販売の照準を定めたのは、「EVの普及が進み、コンパクトEVを受け入れやすい」「都市部の駐車スペースが限られ、3台分割可能なミニサイズカーへの需要は高い」といった点がある。また、EV優遇策に政府が積極的という面もあるようだ。
同社によると、ノルウェーで販売するのは最高速度45km/hの「軽四輪」的な存在であるMicrolino Liteと,標準車で最高速度90km/hのMicrolinoの2車種。航続距離は、電池の容量によって異なり、95k~228kmを確保。価格は、21万4900~29万9000ノルウェークローネ(約347万~482万円)。
超小型車の割に価格が高いのは、大量生産ではなく、年産4000台の少ロット生産、ユニボディー構造、EV部品の本格採用のためと説明している。










