2026.05.20 ハリマ化成、半導体レジスト用樹脂を増産 加古川に新工場、研究棟を建設 稼働初年度に製造能力2倍へ
ハリマ化成グループは、半導体レジスト用樹脂の生産能力と研究開発の強化を目的に、加古川製造所(兵庫県加古川市)内に新工場と新研究棟を建設する。2026年6月に着工し、27年6月の竣工(しゅんこう)を予定する。半導体レジスト用樹脂の製造能力は、稼働初年度に現在の約2倍となる計画。
新工場「レジスト樹脂工場」は、将来的な設備増設により、さらなる拡張が可能な設計とする。設備面では、次世代製品に対応できるクリーンルームと高精度自動制御設備を導入する。工程内検査を強化するための分析室も併設する。原材料貯蔵所の新設により、原料品質の安定化と物流の効率化を進め、スマートファクトリー化を図る。
併設する新研究棟「中央研究所3号館」では、半導体分野のニーズに即応する新素材・新材料の開発に取り組む。研究テーマの探索から材料設計、評価、新工場での量産試作までを一体で進めることで、顧客ニーズに即した材料提案と迅速な製品化を目指す。
設備面では、超高清浄クリーンルームに加え、レジスト材料開発専用の実験室を整備する。不純物混入防止対策が求められる次世代製品の開発力と提案力を強化する。
建設場所は兵庫県加古川市野口町水足671-4のハリマ化成加古川製造所内。工場は鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約750㎡。量産開始は28年6月を予定する。研究棟は鉄筋コンクリート造3階建てで、延べ床面積は約1400㎡。試験製造開始は27年7月を予定する。








