2026.06.04 AGC、東北大学に共同研究拠点を設置 最先端エレクトロニクス分野で共創

「AGC×東北大学 共創研究所」が設置された東北大学未来科学技術共同研究センター

 AGCと東北大学は1日、共同研究拠点「AGC×東北大学 共創研究所」を仙台市青葉区の東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)内に設置した。最先端エレクトロニクス産業の発展を支える新たなイノベーション創出に向け、共同活動を開始する。

 今回設置した共創研究所は、AGCのさまざまな素材や、長年にわたり培ってきた加工、表面処理、成形などの高度な技術に、東北大学が有する先端的な学術知見や技術を融合する研究拠点にする。最先端の半導体を含むエレクトロニクス分野で、将来を見据えた研究・技術開発に取り組む考えだ。両者が一体となり、原理確認や技術検証などの最初期段階の研究から本格的な共同研究、さらには事業化を通じた社会実装まで一貫して推進する。

 両者はこれまでも共同研究などを通じて連携してきた。今回、研究テーマごとの個別連携にとどまらず、AGCの研究者を大学に派遣するなど人材交流を進めながら、中長期的に連携していくことを目指す。共創研究所を起点に、新たな研究テーマの探索や深化を戦略的に進め、価値創出を加速する狙いだ。

 共創研究所の設置期間は2026年6月1日から29年5月31日まで。

 共創研究所は、東北大学が21年4月に創設した制度で、大学の研究資源を最大限活用し、分野融合による新たな価値創出や社会課題解決を目的とした共創活動を行っている。今年5月末時点で累計49拠点が設置されている。