2026.08.18 日立エナジー、中国で約480億円投資 変圧器の生産能力を拡充

起工式でくわ入れを行う関係者=中国・安徽省合肥市(提供:日立エナジー)

 日立製作所グループで送配電設備を手がける日立エナジーは、中国で3億ドル(約480億円)を投じ、変圧器や関連部品の生産能力を拡充すると発表した。人工知能(AI)向けデータセンターの増設などを背景に拡大する電力インフラ需要に対応する。

 今回の投資では、安徽省合肥市にある既存工場の生産能力を引き上げることに加えて、新たな工場を設置する。需要が急拡大する変圧器の供給体制を強化し、市場ニーズに応える。

 日立エナジーにとって中国は、グローバルな成長戦略の重要な柱の一つだ。同社は40年以上にわたり中国で事業を展開し、現在は11カ所の製造拠点を持つ。研究開発からエンジニアリング、製造、サービスまで手がけ、バリューチェーン(価値連鎖)全体をカバーしている。

 同社は世界的に拡大するエネルギーソリューション需要に対応するため、総額90億ドル規模のグローバル投資計画を進めており、中国投資もその一環となる。

 変圧器ビジネスユニットCEOを務めるブルーノ・メレス氏は「中国への継続的なコミットメントのもと、生産能力の強化と、地域およびグローバルの変圧器バリューチェーンの強靱(きょうじん)化を図る」とコメントした。