2026.09.21 【電子部品メーカー・商社/ASEAN拠点特集】サンワテクノス インド(サンワテクノス) インド、順調に売り上げを拡大 生産設備・システム事業を26年から本格化
サンワテクノスは、2023年9月に初のインド現地法人「サンワテクノス インド」(古川晋平MD=マネージングダイレクター)をベンガルールに設立し、インドでの営業活動を開始した。これと合わせ、23年にチェンナイに倉庫を開設。24年にはグルグラムオフィスも開設し、インド進出顧客への現地密着サービスを展開している。
同法人の従業員数は13人。設立以降、順調に売り上げを拡大している。これまで電子・電機部品販売を中心に展開してきたが、26年からは生産設備・システム分野にも事業領域を拡大している。
今後の営業戦略について古川MDは「①車載・EV(電気自動車)分野②電力・スマートメーター分野③産業機器分野の3市場を重点セグメントとして開拓する」と話す。
車載・EVでは、四輪・二輪を対象に、特に成長が期待されるEV関連市場を重点的に開拓する。インドローカルメーカーや関連Tier1などに対し、EVの電源周辺や制御周辺を中心とした電子・電機部品の提案を推進し、開発・設計段階から製品を採用してもらうビジネスモデルを拡大する。
電力・スマートメーターは、インドでの電力インフラ投資が進む中、重点分野として開拓する。既に現地のスマートメーターメーカーとの新規取引も始まっており、「他メーカーや電力関連企業にも横展開していく」(古川MD)。
産業機器は、日系企業向けで培ってきた提案力を活用し、ローカル企業の積極的な開拓を推進する。
生産設備・システムビジネスは、車載をはじめとした多様な顧客・業界にも横展開し、新たなビジネスの柱に成長させていく計画だ。
加えて、インドローカル製品の日本の顧客向け提案にも力を入れる。現地のハーネスメーカーと協業し、日本の品質管理ノウハウを落とし込むことで、日本品質のハーネスを低価格で提供する。日系金融端末メーカーでの採用も確定している。
同法人は、「顧客」「市場」「商材」の三つの軸で事業領域を拡大する。ローカル企業へのスペックイン型営業に加え、生産設備やFA・自動化まで含めた提案を行い、インドの製造業の課題を解決できる技術商社としてのポジションを確立する。










