2021.02.17 【エアコン特集】ダイキン工業「うるさらX」

「うるさらX」

 ダイキン工業は、空気質向上への高まるニーズに対応し、外気を給気する機能を備えたルームエアコンの商品陣容を拡充し、市場ニーズに対応する。

 21年モデルでは、「うるさらX」に加え、高まる換気需要に応え、換気機能搭載機種を一気に拡充させる。エアコン自体は排気できないため、住宅の換気扇などと組み合わせて適切な換気を提案する。

 フラグシップモデル「うるさらX」では冷暖房と換気を操作できる「換気ボタン」をリモコンに搭載。スマートフォンの専用アプリからも換気操作できるほか、外出先からでも操作できる。

 在/不在に合わせ、センサーにより給気量を約10%自動で増やす「センサー換気」を搭載するほか、AIコントローラ「ビサイド」と連携し、検知したCO₂濃度に応じた自動換気も可能だ。ビサイドを使えば、温度や湿度、CO₂濃度をスマートフォンで見える化できる。

 室内機には、清潔性の向上を狙い、通風経路のファンに防カビ効果の高い薬剤を練り込んでいる。熱交換器は、汚れを取り除く「水内部クリーン」を搭載している。

 このほか〝換気ができるエアコン〟として寝室や子ども部屋向けの小型モデル「うるさらmini(ミニ)」もそろえる。

 さらに3月からは給気のみできるスタンダードモデル「Vシリーズ」、給気と加湿ができる天井埋込カセット形と床置形を発売する。

 「うるさらX」「うるさらmini」「うるるとさらら天井埋込カセット形シングルフロータイプ」「うるるとさらら床置形」は独自の無給水加湿機能搭載で、換気しながら加湿・暖房できる。