2019.11.13 【Inter BEE特集 各社ブース見どころ】営電
ISDB-S3信号発生器「3260A」
新4K8K衛星放送関連対応装置など多彩な各種製品紹介
営電は、「全世界デジタル・アナログ放送方式対応」をテーマに、昨年12月にスタートした「新4K8K衛星放送」関連対応装置、米国次世代放送デジタル規格(ATSC3.0)対応装置や放送局向け4K伝送装置、FM放送用簡易測定装置、局用モニター装置など、多彩な製品を紹介する。
ブースでは、新4K8K衛星放送に対応し、来年の東京五輪・パラリンピックに向けて生産が本格しているテレビなどの受信機、チューナなどの開発・生産に必要不可欠な製品として、NHKの協力で製品化したARIB STD-B44 2.1版準拠、ストリーム再生部やフレーム構成・符号化変調部、アップコンバータ部を1筐体で実現した「ISDB-S3(高度化BS)信号発生器:3260A」や、1台でTLVストリーム生成とMMT/TLVストリームの解析や受信機能もオプション搭載可能な「MMT・TLVステーション:1708A」、ISDB-S3対応BER測定器「7709B」を展示。
TV開発・生産用製品の「DTVマルチシステム信号発生器:MSD5000A」は、全世界デジタルTV方式(日本・ブラジル・欧州・米国・中国各方式/地上波・衛星・CATV・モバイルなど)のみならず、韓国では既に本放送が開始され、米国内でも近年実放送が検討されている米国次世代デジタル放送規格にもオプション方式で対応可能。
世界初の1筐体で4系統のRF信号を記録・再生可能な「4ダイバー対応RFキャプチャ&プレイヤー:4422A」や「超小型RFキャプチャ&プレイヤー:4420A」などのRFキャプチャ&プレヤー製品も出展。
フジテレビと共同開発した「SDI-Hyper」や、3系統のTS入力を装備し、MPEG2 TSに多重しているPSI/SIの解析などが可能で地上波デジタル放送(ISDB-T)局用モニター装置としても最適な「3566A」や、数年後に実現予定の「地上4K8K放送」の関連装置などを展示する。
【Inter BEE特集 各社ブース見どころ】目次
●放送機器メーカー各社 4K8Kなどキーワード AIなども積極取り組み
●パナソニック システムソリューションズ ジャパン
●池上通信機
●東芝インフラシステムズ
●ミハル通信
●朋栄
●カナレ電気
●営電
●映像センター