2021.10.05 【ルームエアコン特集】ダイキン工業「うるさらX」Rシリーズ
「うるさらX」Rシリーズ22年モデル
吸排気の切り替えが可能、熱や湿気を屋外に排出
ダイキン工業は、コロナ禍で在宅時間が増えていることから、室内における快適な空気質へのニーズに応え、ルームエアコンのフラッグシップモデル「うるさらX」Rシリーズ2022年モデルを28日に投入する。
好評の換気機能には新たに排気換気機能を追加。不快な熱気・湿気を屋外に排出することで、給気換気と合わせ、一年中快適な湿度環境を実現する。
うるさらX(22年モデル)は、室外機に新たに搭載した「ダンパー構造」と「高静圧ターボファン」により、給気と排気の換気方式を切り替えられるようになった。
排気換気に切り替えれば、室内を換気しながら、不快な熱や湿気を屋外に排出することができる。
除湿機能もさらに進化。新除湿制御により、気温や湿度に応じて必要な除湿量を小容量から大容量までリニアに制御できる新開発の「多段階電子膨張弁」を、業界で初めて室内機に採用した(「さらら除湿」リニアハイブリッド方式)。
これにより、夏場の除湿量が大幅に増加するほか、外気温度が摂氏14度(従来は18度)という涼しい日の快適な除湿運転まで可能となった。
清潔機能では、従来の加湿・除湿によって発生する水で熱交換器を洗浄する「水内部クリーン」機能や、防カビ加工を施したファンを搭載。
このほか新製品では、室内機に、抗ウイルス作用を持つ静電フィルター「抗ウイルスフィルター」を採用している。「ストリーマ空気清浄運転」との相乗効果によって、6時間で浮遊ウイルスの99%を抑制する(試験機関=北里化学研究所)。
さらに、熱中症や猛暑対策のために「高温防止」機能の基本仕様を強化した。外気温50度の暑い環境でも冷房運転が可能だ。