2022.11.24 パナソニック 生活スタイルに合わせ選べる「地震に強い家」
木造2階建て住宅「BASIE LIFE+(ベイシー ライフプラス)」外観イメージ
地震の多い国・日本では、住宅の耐震性が求められる。パナソニックでは、阪神淡路大震災が起こった1995年に、木の弱点を鉄で克服する木と梁の複合梁「テクノビーム」を用いた耐震木造住宅工法「テクノストラクチャー」を開発し、地震に強い家の販売事業を開始した。
現在、同事業を展開するのは、パナソニック ハウジングソリューションズグループのパナソニック アーキスケルトンデザイン(大阪府門真市、松川武志代表取締役社長)で、このほどテクノストラクチャー工法をベースに、多様化するライフスタイルに合わせ空間や間取り、エネルギー性能の提案を加え、快適で省エネ・安心なくらしを実現する木造2階建て住宅「BASIE LIFE+(ベイシー ライフプラス)」を開発した。
新商品は11月25日より順次全国の「パナソニック ビルダーズ グループ」加盟店(約380社)を通じて発売する。
多様化するライフスタイルに対しては、2階に水廻り製品を集め家事効率向上をテーマにした暮らしなど、「10の暮らし方」を提案する。
耐震性と快適性を重視したテクノストラクチャー工法の住宅をベースに、構造の強さを生かした高い設計力で理想の住まいを提供する。
新商品は最長60年の「建物長期保証」や「地震保証」(テクノストラクチャー耐震等級3対象)もあり、長く安心の暮らしを送ることができる。
地震に強い家 テクノストラクチャー住宅は、事業開始から26年間で、累計約7万3000棟が販売され、22年度には7万6000棟程度に拡大する見通しだ。阪神淡路大震災以降、熊本地震をはじめ多くの地震災害に見舞われたが、半壊・全壊したテクノストラクチャー住宅は一戸もなく、耐震性には定評がある。