2022.12.29 京セラコミュニケーションシステム、ゼロエミッションDC着工 太陽光発電新設、再エネ100%利用

北海道石狩市で24年の開業を目指すゼロエミッション・データセンター

 京セラ子会社の京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市伏見区)は今月、北海道石狩市にゼロエミッション・データセンターを着工した。

 開業は2024年秋の予定。

 ゼロエミッション・データセンターは、敷地面積1万5000平方メートル。地域の豊富な再生エネルギー電源を活用するとともに、同社が所有する太陽光発電所を新設する。

 再エネ電源を直接利用することで、再エネ100%でデータセンターを運営する計画だ。

 再エネの地産地消の可能性を実証するとともに、国内でのデータ分散保管や、データセンター技術者・エネルギー関連技術者などの雇用創出による地域活性化に寄与したい考え。

 着工後、データセンターサービス開始に向けて、設備の設計・構築やゼロエミッション・データセンターの開業準備を進める。