2023.01.18 リアルな3Dでの対話や「取り残されない」オンライン会議、キヤノンUSAが開発
キヤノンUSAのブース
キヤノンの米国法人キヤノンUSAは、オンラインに対応するコミュニケーションのサービスを相次いで開発。米ラスベガスのCES2023で披露した。
ひとつは、VRで再現したリアルな姿を介してコミュニケーションのできるプラットフォーム用アプリ、kokomo(ココモ)。米国とカナダで2月に先行配信する。必要なのは市販のVRヘッドセットやスマートフォンだけで、利用者の実物に近い姿や顔を3Dで表現。視線を合わせて意思疎通できる。
もうひとつは、リモート会議などを円滑進めるソリューション、AMLOS(Activate My Line of Sight )。職場に設置されたカメラ1台があれば、オンライン会議に参加するリモート勤務者に複数視点を提供できる。1台のカメラから、プレゼンターやホワイトボード、会議室全体、注目してほしい視点など、複数視点でフルHD映像を配信。リモート側は、プレゼンターの表情やホワイトボードの書き込み、部屋の状況、付箋や机上の小物など指定した特定領域などの各視点を自由に選べ、同じ場にいるかのようにオンライン会議に参加できる。
ホワイトボードの反射や歪みなどを補正、人間の映り込みなどを自動除去。リモート側はホワイトボードのイラストや文字も鮮明に確認できる。
仕事やプライベートに活躍しそうだ。
(17日、18日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報しています)