米アップルは、米国で展開する同社のクレジットカード（アップルカード）利用者向けに、普通預金口座のサービスを始めると発表した。同社は昨年、米金融大手のゴールドマン・サックス（GS）と提携し、同カード利用者が使える貯蓄口座のサービス提供を発表しており、それを進める。同社は金融関連の事業強化に取り組んでおり、顧客囲い込みを通じての「経済圏」形成につながる面もありそうだ。

　同カード利用者向けに、年4.15%の利率で預金サービスの提供を始めた。購入額に応じてのキャッシュバック（デーリーキャッシュ）も、自動的に送金、貯蓄できる。たまった額はスマホから引き落とし先の口座に移せる。
（20日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報予定です）