2024.09.26 日本軽金属、LIB用端子部の新技法開発 アルミと樹脂の接合技術利用

従来品と開発品の比較イメージ(出所:日本軽金属)

 日本軽金属はこのほど、金属(アルミニウム)と樹脂の接合技術(PAL-fit)を用いたリチウムイオン電池(LIB)用端子部(特許出願中)を開発した。

 従来、高性能を求めるLIBには、電解液による端子部分の腐食防止のため、フッ素樹脂製のガスケットが多く用いられているが、同化合物は、環境的側面などから一部のPFAS(有機フッ素化合物)への世界的規制強化の動きにより、今後、使用が制限される可能性が指摘されている。

  (つづく)