2025.10.01 パナソニック 食のサービスアプリ刷新 10月中旬から提供開始 冷蔵庫の食材管理などサポート

食のサービスアプリ「KitchenPocket」による冷蔵庫の食材管理(イメージ)

 パナソニック くらしアプライアンス社は、冷蔵庫の食材管理からレシピ提案、調理機器への設定送信まで一括で行える食のサービスアプリ「KitchenPocket」の提供を、10月中旬から開始する。

 近年、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化で、家庭内での食材管理や調理の手間を軽減したいというニーズがますます高まっている。そのため、よりスマートで快適な食体験を実現するアプリへと刷新する。

 KitchenPocketは、スマートフォンの位置情報と連携して節電したり、調理をサポートしたりしてきた冷蔵庫アプリ「Live Pantry」と統合。冷蔵庫の食材管理では、食材の入庫日と種類を登録することで、外出先から食材の在庫を確認でき、買い忘れや重複購入を防ぎ、食品ロス削減につなげる。別売りの冷蔵庫AI(人工知能)カメラと連携すると、AIによる自動認識で食材を管理できる。

 登録された食材の種類と入庫日から利用期限の目安を算出し、期限が近い食材などおすすめ食材を使ったレシピも提案する。

 KitchenPocketにパナソニック製調理家電を登録すれば、食材の在庫と調理家電の組み合わせに応じた最適なレシピを約9000件の中から提案し、調理方法をサポートしてくれる。

 このほか、レシピに必要な材料を買い物リストに一括登録できる。冷蔵庫AI カメラなどで食材管理機能を利用している場合、在庫の有無も可視化され、効率的な買い物につながる。

 さらに、オーブンレンジや自動調理鍋など対応調理家電を連携すると、専用レシピから送信ボタンを押すだけで、調理プログラムを家電に送信。誰でも簡単にレシピ通りの調理が可能になる。

 調理後の感想やアレンジ内容をメモとして記録・共有もでき、他のユーザーによるメモも閲覧できるため、レシピの幅を広げられる。