2025.12.10 独BMWの会長兼CEO、ネデリコビッチ取締役が昇格
BMWのミラン・ネデリコビッチ次期会長兼CEO
ドイツの高級車メーカーBMWの監査役会は9日、オリバー・チプセ会長兼CEOの後任にミラン・ネデリコビッチ取締役の就任を発表した。来年の年次総会終了後の5月14日に就任予定。8日の監査役会で決まり、会長兼CEOとしての契約期間は2031年まで。
チプセ会長は、19年8月に就任。10年以上、同社の経営執行機関である経営委員会のメンバーだった。それ以前はネデリコビッチ次期CEOが現在務めている生産担当。23年定年規定が延長され、26年まで会長兼CEOに就くことが決まっているが、来年で通算35年のBMW人生に幕を閉じる。
1993年に訓練生として入社したネデリコビッチ氏は、英オックスフォードやライプチヒ、ミュンヘンなどの工場運営担当を歴任。現在は、新モビリティー時代のフラッグシップ車「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ=新時代の意)」の生産担当責任者を務めている。









