2026.01.19 【LED照明総合特集】LightBank 加賀谷史央代表取締役社長 顧客起点で業績伸ばす、オフィス移転で人員増にも対応

加賀谷社長

 当社は、マンションのリニューアル案件を中心に事業を伸ばしてきた。蛍光灯といった既存照明をLED化するばかりでなく、最近ではLEDからLEDへの更新需要も増えている。口コミで紹介され、高級マンションの案件獲得にもつながっている。

 LED照明で当社が大事にしていることは、単純に「壊れない」ということだ。顧客にとって、どんな製品でも「壊れない」ということはとても大事なことだろう。顧客に喜んでもらうことを第一に考えた場合、長期間使っても壊れない照明であり、仮に壊れた場合でも簡単に交換できるなど、省手間なことも重視している。

 ただ、こうした姿勢が口コミで広がり、マンションをはじめとするさまざまな案件の獲得につながっているのはありがたいことだ。今では、撮影用照明「雷電」を展開したり、耐久性に優れた高天井用照明などで特殊用途の大型案件の成約につながったりと、ビジネスの幅が広がってきている。雷電は、刑事ドラマ「相棒」シリーズに使われ、提案時に生かしやすい実績も出てきている。

 まだ十分な人員を確保できていないため、各分野を一気に拡大できるような体制にはなっていないが、人材採用も今後、積極化していく。2027年度の卒業生を対象にした新卒採用活動も今年は行う計画だ。

 26年1月には事務所を移転し、新たな気持ちで新年のスタートを切った。新オフィスには当社の照明器具を備え、来社した顧客にちょっとしたショールームのように提案できるようにしたほか、広さも従来の2倍にして人員増を見据えた拡張を行った。

 今年も顧客に喜んでもらうことを第一に考えて製品の開発や提案を行う。あくまでその視点はぶらさず、その延長線上で製品ラインアップも徐々に増やしていく。当社は少人数ではあるが、「モノ」には自信がある。だからこそ自信を持って顧客に営業も提案もできる。

 大手企業からの依頼も増えつつある。大型案件の獲得は顧客の信頼にもつながりやすい。顧客の声をヒアリングしやすい直取引も当社の強み。コロナ禍以降は増収増益が続いており、今年も継続的な成長を目指していく。