2026.01.22 【情報通信総合特集】日立ソリューションズ・クリエイト 南章一取締役社長 自社の強みとAIを掛け合わせ展開 他社連携と人材増強を重視
2025年度は生成AI(人工知能)の活用が進んできた。社内業務の効率化に加え生成AI関連ソリューションの展開も本格的に始めている。AIの活用が今後の事業成長の鍵を握るとみており、26年は当社の強みにAIを掛け合わせてさらに強くしていきたい。
日立製作所と日立ソリューションズと進めるSI事業と独自に展開するソリューションサービス事業の2軸で展開する中、今年度も増収増益で推移している。従業員エンゲージメントを高めるソリューションやセキュリティー関連サービスは引き合いが多い。
生成AI関連はこの1年で大きく進展した。社内活用と顧客への展開との両面で取り組み、社内の生産性向上では今年度に50の業務改善目標を立てている。
独自のセキュア生成AIチャット「CreAIPont(クリエイポン)」を開発し全社員での利用を働きかけてきた。既に3000人が活用し社員1人当たり年間約10時間の作業効率化につながっている。
生成AIの社内活用の成果も外販し、25年は生成AIの業務活用を支援するソリューションやデータドリブン経営を小さく始められるソリューションも用意した。12月にはIT運用保守を効率よく支援するソリューションを発売するなどAIを活用したサービスを順次展開している。当社主要顧客の中堅中小企業はAI活用で悩みを抱えているため、当社知見を生かし伴走しながら支援していきたい。
26年度は2030年のあるべき姿を見据えて立てた新中期経営計画の2年度目になる。クラウドやUI/UX、データドリブンといった当社の強い領域を、AIを活用してさらに強くしていきたい。自社だけでなく他社の強みを掛け合わせたソリューションにも力を入れていく。既にオンラインコミュニティーサービスや金融向けサービスで他社協業を進めている。この先は事業部を横断したソリューションの活用や他社連携をさらに強化していきたい。
今年は人材育成にも力を入れていく。当社が培ってきたノウハウや技術こそがドメインナレッジであり次の世代に伝承していくことも課題になっているため、人材教育も含めて人材の増強をできるようにしていきたいと考えている。










