2026.02.03 中国BYD、1月のNEV販売が前月比半減、補助金縮小など響く

1月の販売台数が半減したBYD。年明け早々、法人・配車サービス向けにBEVの新車「Linghui e5」を発表

 世界最大のNEV(新エネルギー車)メーカー、中国BYD(比亜迪)の1月の販売台数が前月比半減し、前年同月比30%減と落ち込んだ。同社は25年に455万台(推定)のNEVを販売している。同社の同月のNEV販売台数は21万51台。この数字は商用車も含まれ、乗用車だけでは同30.7%減、前月比50.5%減の20万5518台となった。商用車は逆に同10.8%増加し、4533台。しかし前月比では19.3%減だった。

 1月の落ち込みは、中国のEV補助金縮小や26年からの車両価格連動型の補助制度への変更などが要因とみられる。昨年12月に、補助金削減を見越し、駆け込み需要の動きがあったことも落ち込みの一因になっているようだ。

 BYDの1月の乗用車販売で車種別では、BEVが前年同月比33.6%減の8万3249台、前月比で56.4%へと半減した。プラグインハイブリッド車(PHEV)は10カ月連続で前年比減が続く。BYDの販売の半分以上を占めたPHEVは、1月の販売台数が前年同月比28.5%減の12万2269台となり、前月比でも45.4%減と大きく後退し、全体の数字を押し下げた。

 同社ではハイブリッド車(HEV)として個別に販売台数を公表せず、PHEVの中に含めている。BEVとPHEVの販売構成比が25年はほぼ半々だったのが、1月は6対4でPHEVが抜いている。

 BYDの輸出は好調だ。26年1月の輸出台数は10万482台。前年同月比で51.5%伸びたが、前月比では24.6%ダウン。今年は24%増の130万台の輸出を目指す。