2026.02.03 NTN、25年4~12月期は減収増益 売価転嫁、変動費など削減で利益確保
NTNの2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結決算は、売上高は前年同期比2.0%減の6033億3900万円となったものの、売価転嫁や変動費と固定費の削減を進めたことにより、営業利益は同35.8%増の193憶100万円となった。経常利益は同141.5%増の139億7700万円だった。
軸受他事業は、日本を中心に自動車向けの需要が減ったものの、アフターマーケット、産機向けが好調に推移した。一方、売価改善や変動費の低減を図ったが、販売規模縮小の影響をカバーできず、増収減益となった。
CVJアクスル事業は、米州や欧州、中国での需要の減少や、半導体不足で減収となったものの、コスト低減や、米国関税の売価転嫁が進んだことで、増益となった。
地域別では、日本は、軸受他事業でアフターマーケット向けなどが増加したものの、自動車向けが減少。CVJアクスル事業は、自動車向けの客先需要が低減したことにより、全体としては減収減益となった。米州では、軸受他事業は産業機械向け、CVJアクスル事業は自動車アフターマーケット向けが、現地通貨ベースで増加したものの、為替の影響や自動車OEM向けでの客先需要低減により全体では減収、損益は変動費や固定費の削減などにより黒字転換した。欧州は、軸受他事業で産業機械向けが増加した一方、CVJアクスル事業で自動車アフターマーケット向けの需要が減少し、全体では微増収、損益は赤字幅が縮小。アジアほかでは、軸受他事業の自動車向けとCVJアクスル事業の自動車OEM向けが減少。販売規模減少の影響があったものの、減収増益となった。
26年3月期通期業績予想は据え置いた。








