2026.02.12 オーナンバ、25年12月期は減収・営業増益 高付加価値商品の需要拡大で利益拡大 

今期はデーターセンター向け製品の生産拡大 

 オーナンバの2025年12月期(25年1~12月)連結業績は減収・営業増益となった。売上高が前年同期比0.8%減の444億4100万円、営業利益は同18.5%増の26億円、経常利益は同4.9%増の24億4100万円、純利益は同45.6%減の15億1400万円だった。 

 売上高はほぼ前年並み。利益は環境関連などの高付加価値商品の需要拡大による品種構成の改善や、グローバルでの原価低減活動の利益改善に取り組み、営業利益、経常利益は増益。純利益は、前年に旧本社の土地売却益を特別利益として計上したことで減益となった。 

 自動車部品向け、産業用機器向け、情報通信機器向け、家庭用電化製品向けなどのワイヤーハーネス部門は、北米自動車関連需要の減少、顧客の在庫調整の影響で減収。電気機器、電子機器、産業機械などのハーネス加工用機械・部品部門は、環境関連、自動車関連部品の販売増加で増収。

 汎用電線、その他特殊ケーブルなどを扱う電線部門は、半導体製造装置などの需要の回復遅れ、米国の関税政策に伴う一般汎用機械向けの需要の減少などで減収。環境・省エネに係る機器向けのワイヤハーネスなどの新エネルギー部門は、エネルギー分野での新規システム開発、環境関連システム製品などの新規開拓などの施策により需要が拡大し前年を上回った。 

 26年12月期通期連結業績予想は売上高470億円、営業利益・経常利益27億円、純利益19億円を目指す。木嶋忠敏社長は「三重の第3新工場が稼働し、データーセンター向けの製品の生産を拡大する。また、監視制御システムの販売を拡大したい」と意欲を示した。