2026.06.05 アシストとSaviynt、日本企業のIDセキュリティー強化を後押し 共同出資で新会社
Saviynt Japanの設立発表会に登壇したSaviyntのガナパシーCOO(左から2番目)、アシストの大塚社長(左から3番目)
アシストは4日、ID(識別子)とアクセス権限の一元管理を担うアイデンティティーセキュリティープラットフォームを提供する米Saviynt(セイヴィエント)と共同出資で、Saviyntの日本法人「Saviynt Japan(東京都港区)」を設立したと発表した。日本企業のIDセキュリティーの強化につなげ、安心で持続可能なデジタル活用の実現を後押しする。
Saviyntは、クラウドやオンプレミス環境、外部委託なども含むグループ企業全体のIDとアクセス権限を一元的に可視化、管理するプラットフォームを提供している。アシストが培ってきたサイバー攻撃などの社内外の脅威対策などの知見と実績、日本市場における顧客層とアシストの顧客基盤との親和性の高さ、導入後の支援も重視する姿勢を評価し、日本での事業拡大を加速する基盤としてSaviynt Japanの共同設立に至ったとしている。
新設したSaviynt Japanの資本金は500万円で、出資比率はSaviyntが65%、アシストが35%。日本でSaviyntの製品・サービスの販売やサポートなどを手がける。2028年までに営業や顧客支援・サポート担当者などを増員し、40人体制の構築を目指す。代表取締役は、Saviynt 最高執行責任者(COO)のShankar Ganapathy(シャンカー・ガナパシー)氏が兼務する。
ガナパシー氏は、Saviyntの年間経常収益(ARR)が3億ドルで、成長率も30%以上に達していると説明。「契約継続率は98%に上り、顧客への長期的なコミットメントを示している」と述べた。さらに、日本国内でも数十社がSaviyntを利用していることも明らかにした。
アシストの大塚辰男社長は、サイバーセキュリティーがIT課題にとどまらず、経営課題としての重要性も増していると指摘。その上で、「Saviyntとより親密に連携を取りながら、日本の課題に貢献する」と力を込めた。







