2026.06.08 MCPCがキックオフ懇親会開催、結束強め決意共有 モバイル・IoTで新たな価値創出へ
MCPCのキックオフ懇談会でグラスを掲げて乾杯する参加者=東京都港区
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)は4日、東京プリンスホテル(東京都港区)で「2026年度 MCPC キックオフ懇親会」を開催した。会場には、会員や関係者ら約120人が集い、活発な歓談と交流が繰り広げられた。
MCPCは、ワイヤレスネットワークの黎明期から長年にわたり、標準化や普及啓発などの活動を通じてモバイルサービスの普及・発展に貢献した功績が評価され、電波の利用や情報通信の発展に寄与した個人・団体に贈られる第75回「電波の日」の総務大臣表彰を2025年6月に受賞した。
MCPCはこれを弾みに、先進的なモバイルシステム活用事例を表彰する「MCPC Award」を同年7~8月に開くなど、幅広い活動を展開。人材育成にも力を入れ、モバイル技術検定とIoT技術検定の受検者は12万人に近づきつつある。26年に入っても、モバイルバッテリーに起因する発火や火災事故の増加を踏まえて「モバイルバッテリー安全性・品質ガイドライン」を策定するなど、活動の幅を広げている。
開会のあいさつでMCPCの安田靖彦会長(東京大学名誉教授、早稲田大学名誉教授)は、「皆さんの活躍によりMCPCの知名度が上がり、多くの成果を上げられたことを改めて御礼申し上げる」と謝辞を述べた。さらに、現実世界のロボットや機械を自律的に制御する「フィジカルAI(人工知能)」にも言及し、この分野の成長に期待感を示した。
その後、企画運営委員長の平松孝朗氏(NTTドコモ)が「この場でネットワーキングをつくり、新たな付加価値をつなげていきたい」とあいさつ。平松氏が乾杯の音頭をとると、参加者が一斉にグラスを掲げ、和やかな雰囲気の中で歓談がスタートした。
MCPCは、新しい活動にも注力。1月には、住宅設備や家電などをインターネットでつなぐ「スマートホーム」の普及を目指す「Home IoT推進ワーキンググループ(WG)」を立ち上げた。会場には、WGへの参加をきっかけに加入したヤマダホームズから、法人企画部の佐藤栄記部長ら二人も出席。DXやAIなど新たな潮流を巡る会話も広がり、会場は終始活気に包まれた。










