2026.07.15 富士フイルムBI、SaaS管理を自動化 利用状況を可視化、IT統制を支援

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、新たなセキュリティーサービス「IT Expert Services SaaS管理」の提供を開始した。多様化するクラウドサービス(SaaS)の利用状況を一元的に可視化し、アカウント管理を自動化することで、企業のIT統制を支援する。

 業務システムのクラウド化に伴い、SaaSの利用が急速に拡大し、企業のIT環境は多様化、複雑化している。一方で、IT人材の不足や運用負荷の増大を背景に、IT環境を適切に管理することが難しくなっている。

 特に、SaaSの利用状況やアカウントの発行状況、従業員ごとの権限付与状況を十分に把握できず、退職者のアカウントが削除されないケースや、過剰な権限の付与、未承認のSaaS利用「シャドーIT」などが生じやすくなっている。こうした管理上の不備は、不正アクセスや情報漏えいなどのセキュリティーリスクを高め、被害の拡大や検知の遅れを招く要因となる。

 同社は今回、中堅・中小企業向けITサポートサービス「IT Expert Services」の新たなラインアップとして、同サービスを追加した。

 企業内で利用するSaaSと、従業員ごとのアカウント発行状況を一元管理し、可視化する。従業員の入退社や異動に伴うアカウントの新規発行、権限変更、削除を自動化するほか、不要なアカウントも検知する。

 SaaS利用に伴うIT統制の強化とセキュリティーリスクの低減、SaaS管理業務の負荷軽減につなげる。同サービスは、フリーが提供する「freee IT管理」を基盤にしている。