2026.10.07 三菱電機関西支社、自然教室で稲刈り体験
当日の稲刈りの様子。親子で自然との触れ合い、食の大切さなどを学ぶ貴重な体験となった
三菱電機関西支社は3日、「みつびしでんき野外教室」の活動の一環として、兵庫県丹波市で「田んぼで学ぶ自然教室」を実施した。
当日は、従業員とその家族(関係会社含む)ら54人が参加。稲刈りの大変さや楽しさ、自然を身近に感じる貴重な一日となった。
三菱電機グループは、「自然保護のために何が必要か考え、自ら行動する」環境マインドを持つ人の育成を目指している。
その一環で関西支社では2009年から「田んぼで学ぶ自然教室」を開催している。身近なフィールドで従業員とその家族が地域社会とともに自然共生社会の実現に向け「環境マインドを育成」する機会として活用してきた。
田んぼでの体験により、自然と触れ合う楽しさや素晴らしさ、自然のありがたみを肌で感じられる。これにより「自然との共生」「よりよい自然環境作り」を考える機会となり、環境マインドの礎を育むことにつながる。
今回は6月に開催した第1回自然教室(田植え)で植えた苗が大きく育ち、黄金色に実った穂の稲刈りを行った。
稲刈り作業後には田んぼ周辺の生き物と触れ合う自然観察の時間も設けた。
近年は猛暑などの影響により、お米の不作や価格変動が社会的にも大きな話題となっている。
同支社は、こうした状況であるからこそ、子どもたちから大人まで一粒一粒のお米が持つ価値や自然の恵みに感謝する気持ちを改めて学ぶ良い機会になったと捉えている。
当日は、天気も良好で日差しが強く、水分をしっかり補給しながら作業した。
最初のオリエンテーションの際には、普段食べているお米が食卓まで運ばれるプロセスを説明。稲刈りを実際に身をもって体験することができた。
稲刈りを初めて経験する子どもたちも多く、最初は戸惑いながらも親に補助してもらいながら一生懸命の作業となった。途中からは要領をつかみ、楽しく作業できた。
稲刈り後は、田んぼの周辺に自生する植物をスタンプラリー形式で探して観察し、どのような植物かを日本野外生活推進協会の髙見豊会長から説明してもらい、自然に対する理解を深めることもできた。
参加者の一人、佐藤博明さん(三菱電機デジタルイノベーション)は「町中に住んでいるとこのように自然に触れ合うことがあまりない。田植えや稲刈りはなかなかできない体験で、良い経験となった」とコメント。昨年の稲刈りは雨天中止だったことから、今回参加できたことを喜んでいた。
親と一緒に作業した佐藤美月さん(9)は、6月の田植えにも参加。「自分が田植えをした稲を実際に刈ることができて良かった。鎌での刈り取りは最初難しかったけれど、だんだん慣れてきて楽しかった」と満足げだった。
主催者の関西支社・福田武志総務部長は「米不足や価格変動が関心を集める今、多くのお子さんや社員親子が笑顔で楽しんだこの三菱電機独自の自然教室は、普段の生活環境では経験できない稲刈りや自然観察を通じて、食の尊さと生物多様性を学ぶ貴重な場」と位置付ける。
「実体験を通じて当社が掲げる『自然との共生を考え、環境をよりよいものに変えていく行動力を育んでいく』という次世代の環境マインドを育成し、今後も地域社会と持続可能な未来の実現に貢献していきたい」とした。











