2020.11.11 電子部品メーカー 設備投資を本格的に再開経済活動活発化で需要回復基調

需要増で生産体制の増強に向けた設備投資が活発化する部品メーカー

 電子部品メーカーの設備投資が本格的に再開する。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で悪化していた業績が、経済活動の本格化に伴い回復基調に転じている。足元での受注活発化に加え、先行きの需要にも明るい材料が見られる。バランスが崩れている需給状況から脱し、業績を伸ばしていく上で生産体制を増強する動きが表面化してきた。

 電子部品メーカーの21年3月期上半期(4-9月)の業績発表が続いている。内容を総括すると、第1四半期(1Q、4-6月...  (つづく)