2020.11.19 【新技術】早稲田大と静岡大14cmのCNTフォレストの成長に成功

[図1] (a)成長中のCNTの様子(b) 32時間成長後のCNTフォレストの写真

 早稲田大学理工学術院総合研究所の杉目恒志次席研究員は、静岡大学工学部電子物質科学科井上研究室と共同で、カーボンナノチューブ(CNT)※1の新たな成長方法を開発し、従来最長の2cmを7倍長くし14cmのCNTフォレストの成長に成功した。CNTは軽量で強靭でありながら高い電気伝導性や熱伝導性を持つ素材として、様々な応用が期待されている。

 枯渇の心配がない炭素で高機能な素材やデバイスが実現できれば、持続可能な社会を実現する技術開...  (つづく)