2021.03.08 MR活用し遠隔医療、国内初のシステム開発日本MS、長崎大学などが連携協定

ホロレンズ2を装着した専門医の目の前に投影される患者の病変部位のイメージ(提供=日本マイクロソフト)

 日本マイクロソフト(日本MS)は、次世代型のオンライン遠隔医療システムの実用化に向けて、長崎大学、長崎県、同県五島市、長崎県五島中央病院(五島市)と連携協定を結んだ。関節リウマチ患者を対象にMR(複合現実)を活用した診療を行う実証実験を進め、実験の成果をほかの疾患や地域病院に応用することも目指す。

 5者は、国内に60万-100万人いると推定されている関節リウマチ患者向け遠隔医療システムを国内で初めて開発した。「NURAS(ニ...  (つづく)