2021.09.29 【催し】四国総合通信局「工場分野におけるローカル5G利活用セミナー」
四国総合通信局(磯寿生局長)は、四国情報通信懇談会(会長=泉雅文JR四国相談役)との共催で、10月6日に「工場分野におけるローカル5G利活用セミナー」をオンライン(Zoomウェビナーによる配信)開催する。
総務省では、昨年度ローカル5Gのさまざまな分野における具体的な利活用場面を想定した開発実証を全国各地で開催し、課題解決への有効性確認や技術的検証を行った。今回のセミナーでは、このうち、設備の管理や制御、安全・品質の確保などへの5G活用が期待される工場分野を取り上げ、開発実証の成果やそれらを踏まえて総務省が取りまとめた「製造現場におけるローカル5G等の導入ガイドライン」について解説するほか、実証・実装の事例、導入に当たっての課題やポイントなどを紹介する。セミナーは基調講演と三つの事例紹介を行う。セミナーの内容は次の通り。
◇基調講演「製造現場におけるローカル5G等の導入ガイドラインについて(仮題)」。講師:情報通信研究機構(NICT)ネットワーク研究所ワイヤレスネットワーク研究センター・ワイヤレスシステム研究室研究マネージャー 板谷聡子氏。
◇事例紹介
▽事例(1)「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証および地域産業の維持・活性化をめざしたローカル5Gへの期待」。講師:トヨタ自動車プラント・環境生技部工場計画室CX 大前秀樹氏。同社DX開発推進部主任 山田晋氏。トヨタ自動車九州IT企画部ITマネジメント室兼次世代事業室グループ長 川原康紘氏。
▽事例(2)「ローカル5G/エッジAIソリューションとスマートファクトリーの事例紹介」。講師:日立国際電気新事業開発本部 主幹技師長 玉木剛氏。
▽事例(3)「ものづくり改革とローカル5G活用について」。講師:富士通 5G Vertical Service室 鎌田聖一氏。
対象はローカル5Gの導入を検討している企業などの担当者。参加費は無料。四国情報通信懇談会のホームページ(https://www.shikoku-ict.jp/5g-kojosemina)から申し込む。締め切りは10月4日午後5時まで。(松山)