2019.11.22 【東京インターナショナルオーディオショウ特集】ラックスマン 旗艦真空管コントロールアンプ「CL-1000」
旗艦真空管コントロールアンプ「CL-1000」
ラックスマンは、ガラス棟4階のG408で、注目製品の数々と、取り扱っているFOCALブランドのスピーカを組み合わせて、豊かな試聴体験の機会を提供する。
注目製品の一つは4月発売の旗艦真空管コントロールアンプ「CL-1000」。特徴的なフロントパネルでレバースイッチとノブが織りなす立体的な造形と、ローズウッド色のウッドケースをまとう外観が唯一無二の存在感を醸し出す。
内部回路も、自然で伸びやかでみずみずしくエネルギッシュな音質を実現するため、〝LECUTA〟と名付けたトランスを使った音量調節機構と、高信頼管によるシンプルで安定した回路、厳選パーツ群、そして歴史と伝統に培われたノウハウが凝縮された渾身(こんしん)の製品。
12月下旬発売のデジタルプレヤー2機種も見逃せない。「D-03X」はUSB入力で384キロヘルツ/32ビットと11.2メガヘルツ/1ビットに対応し、MQA-CD/MQAファイルにもフルデコードで対応するCD専用プレヤーで26万8000円(税別)。
「D-10X」は同社新旗艦SACD/CDプレヤー。世界初採用のローム社製ハイスペックDACを搭載(製品リリース発表時点)し、メカニズム、フルバランス構成出力アンプ化など最高スペックで構築した自信作で120万円(税別)。
FOCALでは、今年発売したEM(励磁型)ウーハーが特徴のもう一つの旗艦モデル「Stella Utopia EM Evo」1500万円(税別)を筆頭に、新色が加わった「SOPRAシリーズ」や11月中旬発売の新スタンダードシリーズ「CHORA」を披露。今春発売の「STELLIA」を加えて5モデルがそろったHi-Fiヘッドホンの展示もある。
【東京インターナショナルオーディオショウ特集】目次
●世界のハイエンドブランド一堂 高み体験の絶好の機会
●オーディオ活性化を支える〝ハイレゾ〟の現状
●アキュフェーズ プリメイン・アンプ「E-800」
●パナソニック スーパーオーディオCDプレヤー「SL-G700」
●ラックスマン 旗艦真空管コントロールアンプ「CL-1000」