2019.12.13 5Gスマホ用半導体シェア争いに注目 クアルコムが先行、メディアテックなど追う

 次世代高速通信規格「5G」対応スマホの頭脳となる半導体の覇権争いが本格化しそうだ。業界最大手の米クアルコムに、台湾のメディアテック(聯発科技)、韓国サムスン電子、中国のファーウェイ(華為技術)が挑む。5Gは、各国のキャリアが今年から計画前倒しで商用サービスを開始。対応スマホも続々登場しているが、市場が本格的に立ち上がるのは20年以降。巨大市場をにらんだチップメーカーのシェア争いが注目される。

 米調査会社IDCによると、20年...  (つづく)