2022.12.15 キヤノンが新CMOSセンサー 4Kの2.3倍、約1900万画素
約1900万画素のCMOSセンサー「LI5030SAC」
キヤノンは4Kの2.3倍となる約1900万画素のCMOSセンサーを開発した。
被写体やカメラ自体が高速で移動しながら撮影する際も、被写体をゆがみなく正確に撮像できる。
一般的に画素数が増えると、センサーが光を受けて電気信号に変換する「読み出し」に時間を要する。新製品はセンサー内の駆動回路と信号処理回路を高速化。35ミリメートルフルサイズで約1900万画素の多画素ながら、全画素出力時で1秒間に約58枚の高速読み出しが可能になった。
画素サイズの一辺が6.4マイクロメートルと大型なのも特長。光の利用効率が高く高感度で、夜間の監視用途でも広い画角で高画質な画像を取得できる。