2020.02.19 【ルームエアコン特集】富士通ゼネラル「nocria」Xシリーズ ダブルAIシステム採用
富士通ゼネラルの最新モデル「nocria」Xシリーズでは、AI(人工知能)・AIR・ROUNDを組み合わせた「AIROUND」をコンセプトに、やさしいエアコンを目指した。
業界初の「ダブルAI」システムを搭載。エアコン本体のエッジAIと、クラウド上のAIを連携させたもので、それによりユーザーの好みに応じた「オーダーメイド快適」を実現した。
新たに「複眼輻射センサー」も搭載された。床の温度が検知できるようになり、ユーザーの好みや、体感温度の予測精度が高まった。
さらに、日差しの影響を受ける窓際など、室内の温度ムラができやすい場所も細かく検知する。
複眼輻射センサーが収集したこれらのデータと、過去の運転データ、気象情報などをAIが学習する。それにより、温度ムラが発生する前に先回りして気流を吹き分ける「温度ムラ予測」機能を実現。
不快な時間をつくらず、部屋全体をいつでも快適に保つことが可能になった。
ダブルAIと複眼輻射センサーにより、快適さが増したXシリーズ。これだけでなく、IoTを活用した機能が新たに加わった。
専用アプリケーション「どこでもエアコン」をスマートフォンなどで使用することで、運転状況や電気代の確認、オン/オフの切り替え、「みまもり」にもなる家族での稼働情報の共有が可能になった。
故障発生時には「機種名」や「エラーコード」も通知される。修理受付フォームへ自動的に情報が反映される「故障通知」機能も備え、スムーズに修理依頼が行えるため、もしもの時も安心だ。
そのほか、「抗菌・防カビコーティング送風ファン」をはじめ、「3D温度センサー」、人感センサーの「不在ECO」「耐塩害仕様室外機」を採用するなど付加価値を高めている。
【ルームエアコン特集】目次
●高付加価値品販売で利益重視へ
●流通動向 夏モノの売り場転換急ぐ 早めの需要刈り取りへ
●パナソニック「エオリア」Xシリーズ 最高濃度「ナノイーX」搭載
●ダイキン工業「うるさらX」 水内部クリーン 結露水で洗浄
●富士通ゼネラル「nocria」Xシリーズ ダブルAIシステム採用
●三菱電機 霧ヶ峰FZシリーズ 各種技術採用で汚れ防止
●シャープ L-Xシリーズ クラウドAIで睡眠に合わせ運転
●コロナ Wシリーズ 年間の快適性追求