2020.02.19 【ルームエアコン特集】コロナ Wシリーズ 年間の快適性追求

「Wシリーズ」

 コロナは「Wシリーズ」「Nシリーズ」「冷房専用シリーズ」の20年モデルを3月から順次発売する。

 Nシリーズは基本性能を重視したモデル。快適な冷暖房性能に加え、内部乾燥モードでカビの発生を抑制。本体前面パネルを取り外して洗えるなど清潔性にもこだわっている。

 「暖房は不要」というニーズに対応する冷房専用シリーズも6畳用から14畳用までそろえる。発売する3シリーズの中でも、年間を通した快適性を追求したモデルがWシリーズだ。

 Wシリーズは、外気温2度でも5.3kWの安定した暖房能力を備え、快適な暖房空間を実現する。最高約55度の高温風を「ビッグルーバー」と「新足もと気流制御」により、素早く効率良く足元まで届けて、約35度に暖める。外気温マイナス7度でも定格能力以上の高い暖房能力5.1kWを発揮する。

 除霜時に暖房運転が途切れない「ノンストップ暖房」で、室温を極端に下げることなく暖房運転を持続できる。暖房の立ち上がり時間を短縮する「暖速モード」を使えば、運転スイッチを入れてから約2分で温風吹き出しを開始する。

 冷房運転では「天井気流制御」とビッグルーバーで、天井に送られた冷気が部屋全体に降り注ぐ気流制御を実現。ワイド気流で室内の温度ムラを抑え、直接冷風が当たるのを苦手としがちな赤ちゃんや女性にも快適だ。

 二つの除湿モードも搭載。「再熱除湿」は450ミリリットル時の除湿を行いながら冷え過ぎを抑える。「涼除湿(弱冷房除湿)」は1200ミリリットル時の強力な除湿を行いながら電気代を抑えた冷房運転を行う。

 Wシリーズには寒冷地仕様「冬暖」もあり、6畳用から18畳用までラインアップする。凍結防止ヒーターを室外機に搭載し、外気温マイナス25度でも暖房運転を可能にしている。

【ルームエアコン特集】目次

高付加価値品販売で利益重視へ
流通動向 夏モノの売り場転換急ぐ 早めの需要刈り取りへ
パナソニック「エオリア」Xシリーズ 最高濃度「ナノイーX」搭載
ダイキン工業「うるさらX」 水内部クリーン 結露水で洗浄
富士通ゼネラル「nocria」Xシリーズ ダブルAIシステム採用
三菱電機 霧ヶ峰FZシリーズ 各種技術採用で汚れ防止
シャープ L-Xシリーズ クラウドAIで睡眠に合わせ運転
●コロナ Wシリーズ 年間の快適性追求