フェイスブックを運営する米メタとIBMは5日、AIの研究開発を進めるため、50超の企業や学術機関などで「AIアライアンス」を設立したと発表した。日本からもソニーグループや東京大学、慶応大学が参加。オープンソースなどを強調しつつ、責任あるAIを推進する国際的なコミュニティーを目指す。

　アライアンスには米インテルやAMDといったテック大手や、カリフォルニア大学バークレー校、イリノイ大学、イエール大学といった代表的な企業・大学も加わる。

　ただ、米オープンAIや同社と提携するマイクロソフトは参画していない。メタやIBM主導の取り組みで存在感を発揮しつつ、ソースコードのオープンな取り組みを訴求する狙いもありそうだ。

（7日の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）