2024.02.02 【冷蔵庫特集】パナソニック 冷凍室が真ん中 WXタイプ 「半解凍パーシャル」を新搭載

WXタイプ(NR-F60WX1)

 パナソニックは、冷蔵庫のフラッグシップモデルとして、9WPXタイプの後継としてNR-F65WX1など冷凍室が真ん中 WXタイプを今月中旬から発売する。ラインアップはNR-F65WX1(庫内容量650リットル)、同F60WX1(同601リットル)、同F55WX1(同551リットル)。

 冷凍食品の霜つきや乾燥を抑制し、約1カ月後もおいしさを守る「うまもり保存」や業務用レベルの凍結速度である「はやうま冷凍」などを搭載する。

 前モデル(9WPX)にも搭載のうまもり保存は、新製品でうまもり保存(上段全幅)へと進化し、カバー範囲を冷凍室上段全てに広げた。用途に合わせて「うまもりカバー」を全幅と片側で使える。

 冷凍食品をうまもりカバー内で保存すると、霜つきや乾燥を抑制し、約1カ月間おいしさを守る。冷凍食品でも、おいしさをサポートする。うまもりカバーで冷凍室の開閉時に入る外気をブロックし、保存中の温度変動を抑えることで、食品の乾燥や酸化を防ぎ、味や食感、香りを保つ。カバー内の温度変化は従来比約3分の1に抑制する。

 また新たに「半解凍パーシャル」を搭載する。「半解凍モード」へ移行し解凍を促進し、7時間後には従来の設定へ復帰する。パーシャル温度がドリップを抑えて半解凍し、その日中に使い切らなくても、パーシャル温度帯で数日間保存することができる。

 専用アプリ「Live Pantry」と連携することでアプリ上での解凍の開始/停止が可能で、食材ごとに適切な解凍時間を設定ができる(脂質・水分量が少ない食材=7時間、脂質・水分量が多い食材=5時間)。

 断熱性能を高めることで省エネ性能も向上し、WXタイプは各容量帯で省エネ性能がトップとなっている。