2020.04.17 理研、東大、島津製作所が18桁精度の可搬型光格子時計を開発

 理化学研究所と東京大学などの共同研究グループは、島津製作所と共同で18桁精度の超高精度な可搬型光格子時計を開発した。

 東京スカイツリーの地上階と地上450メートルの展望台に設置した2台の時計の進み方の違いを測定し、この結果を国土地理院が測定した標高差と比較することで、一般相対性理論を従来の衛星を使った実験に迫る精度で検証することに成功。

 原子時計を人工衛星やロケットに搭載し、宇宙空間と地表の間で約1万...  (つづく)