2024.03.08 東北大発ベンチャー、LIBの性能と寿命を向上させる導電助剤を開発

「導電助剤用GMS」(左)とGMSによる電池性能向上イメージ

 東北大学発ベンチャーのスリーディーシー(3DC、仙台市青葉区)は、リチウムイオン電池(LIB)の導電助剤としての使用を目的としたGMS(Graphene MesoSponge)の開発に成功、2月から一部の企業に出荷を開始した、と発表した。

 同社は、既存のLIBの性能と寿命を向上させるために、この新製品の量産強化に取り組んでいる。

 導電助剤は、導電性を向上させるためにリチウムイオン電池の電極に添加される材...  (つづく)