2024.03.12 360度に映像投影 パナソニック、共創ラボで「ビデオバルーン」を公開

「ビデオバルーン」で360度の映像演出を披露

 ビデオバルーンで360度に映像を投影―。パナソニックコネクトは12日、東雲共創ラボ(東京都江東区)をメディアに初公開し、巨大な球体スクリーン「ビデオバルーン」をお披露目した。

 同社は空間演出ソリューションとして、3Dホログラムや8K映像ソリューション、プロジェクションマッピングなどの最先端技術で、映像のあらたな可能性を提案している。

 東雲共創ラボは2022年4月に公開され、実際にクリエイターや顧客と高度な映像を一緒に作り上げるための場として提供し、さまざまな映像づくりに活用している。

 同ラボでは、3万ルーメンのプロジェクターや超短焦点レンズ、メッシュタイプのスクリーンを使って、手前に浮いているようなホログラム映像の演出を提案している。柔らかい素材でできているので、持ち運びも可能という。

 巨大な球体スクリーン「ビデオバルーン」で360度に映像を投影。ドームスクリーン用に開発された独自の魚眼レンズと2万ルーメンのプロジェクターを使用している。

 イマーシブ空間として360度に8K映像を映し出し、まるでそこにいるかのような没入体験も提供した。

(後日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)