2024.03.22 シャープのプラズマクラスターイオン技術、イネの初期生育促進に効果 静岡大と共同研究 植物工場へ採用期待

播種後7日目のイネの様子(右がプラズマクラスターイオンあり)

 シャープは、同社のプラズマクラスターイオン(PCI)技術が、植物の初期生育促進に寄与していることを初めて確認した。静岡大学農学部の一家崇志(いっか・たかし)准教授および山下寛人助教との共同研究による。2016年にはレタスでの生育効果を実証していたが、今回イネを使って植物の生育促進のメカニズムを初めて確認した。この成果を背景に、今後国内の植物工場へのPCI技術採用を働き掛けていく。

 シャープは、プラズマクラスター技術が植物の生...  (つづく)