2024.05.28 名機が語る技術史 電通大博物館探訪 「PC-6001」など展示 多数が稼働可能な状態
現役のNEC製「PC-6001」
海に囲まれ貿易で栄えた日本の近代は、通信と電子機器の進歩なくしてありえない。その歴史を伝えるのが国立電気通信大学の博物館、UECコミュニケーションミュージアム(東京都調布市)だ。NECのパソコン(PC)「PC-6001」や米国コリンズ・ラジオ(現コリンズ・エアロスペース)の「KWS-1」など名機を展示する。詳しい取り組みを知るべく訪れた。
「多数の展示品が稼働可能な状態なのが特徴」と三橋渉学術調査員・名誉教授は語る。専門知識... (つづく)