2024.08.09 三菱電機、先進レーダー衛星だいち4号による初観測画像取得 災害発生時、迅速な状況把握が可能に

だいち4号PALSAR-3による初観測画像。東京湾周辺、分解能3メートル、観測幅200キロメートル(ⒸJAXA)

▶画像ギャラリーへ

 三菱電機は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受注し、7月1日にH3ロケットで打ち上げられた、世界最高性能レベルの先進レーダー衛星「だいち4号」による初観測画像を取得した。だいち4号による広域・高頻度の地殻・地盤変動の観測情報は、幅広い防災・減災に活用される。

 だいち4号にはフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダー(PALSAR-3)が搭載されており、電波を地表面に照射し、反射波の受信により地表面を観測する。高精度に広...  (つづく)