2024.10.01 【炊飯器特集】パナソニックのIHジャー炊飯器「ビストロVシリーズ」 「ビストロ匠技AI」が進化 炊飯から保温まで状態と量判別

可変圧力IH炊飯ジャー ビストロ炊飯器Vシリーズ

 パナソニックは、可変圧力IHジャー炊飯器のプレミアムモデル ビストロVシリーズ新製品を秋商戦以降の炊飯器主力商品として提案する。

 共働き世帯が増加する中、食事する時間が家族それぞれ異なることがあっても、いつでも炊きたてのようなおいしさが味わえるよう、炊飯プログラム「ビストロ匠技AI」をさらに進化させた。

 また、ビストロWシリーズも新たに投入し、ビストロ炊飯器のラインアップも強化する。

 新製品のビストロVシリーズは、5.5合炊きのSR-V10BB、一升炊き同V18BBの2機種(カラーはブラックとライトグレージュの各2色)をそろえる。

 新製品は、お米の状態を見極めて最適な炊飯プログラムに調整するビストロ匠技AIをさらに進化させ、お米の状態と新たに分量まで判別し、最適な炊飯を行い保温時までおいしさを持続する。

 同社の調査(2023年11月/n=732)では、家庭で炊飯するご飯は炊飯後20分後以降に食べる人が約5割で、日々の食卓で炊きたてご飯を食べるのは難しい現状がある。

 新製品は、お米の状態に合わせて、約9600通り(ビストロ炊飯コース3合の場合)の中から最適な火加減・圧力加減を自動で調整して炊飯するビストロ匠技AIを進化させた。

 従来品では炊飯中にお米の状態を見極めていたのに対し、新製品は炊飯から保温までビストロ匠技AIがお米の状態と量を判別する。

 ビストロ炊飯の追い炊き・蒸らし工程において、合数ごとの最適な圧力加減を判別し、「加圧追い炊きポンプ」が最適な圧力を加えることで、これまでよりおいしさ(含水率の変化が少ない状態)が持続する。

 保温中のご飯残量を検知し、適切な保温温度に火加減を調整することで時間がたってもおいしさが持続する。

 「炊込みコース」では、従来品比2倍となるお米1カップ当たり最大150グラムの具材を入れて炊飯することができ、季節の食材をたっぷり使った炊き込みご飯や鶏肉1枚を丸ごと使ったアジア風炊き込みご飯も作ることができるようになった。