2025.01.30 日銀14年下期議事録 「黒田バズーカ」第2弾に賛否 追加緩和に副作用懸念
日銀は29日、2014年下半期(7~12月)の金融政策決定会合議事録を公表した。4月に消費税率が5%から8%に引き上げられ、黒田東彦総裁は就任直後の「量的・質的金融緩和(異次元緩和)」を大幅に拡大する「黒田バズーカ」第2弾に突き進む。しかし、市場機能の低下など「副作用」を懸念する声も強く、10月末の会合では5対4と賛否が割れた。
消費増税に関しては、駆け込み需要の反動で個人消費に弱さが見られたが、日銀は「基調的には緩やかな回... (つづく)