2025.02.07 日本電計、4~12月連結は増収減益
日本電計の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は増収となったが、経常利益や最終利益は減益となった。受注は増加傾向にあるが、将来に向けた人的資本投資、事業・システム関連投資などを積極的に実施しており、販管費が増加した。
地域別の売上高は、国内が前年同期比7.4%増の658億円。自動化・省力化への設備投資、成長分野への研究開発投資は底堅く、受注は増加傾向にある。
中国は同16.6%減の95億円。販売子会社の電計貿易(上海)有限公司は景気減速の影響を受けて減収減益。受託試験場を運営する電計科技研発(上海)股份有限公司も苦戦。セグメント損失として8700万円を計上した。
その他地域は同11.6%増の55億円。韓国やベトナムの販売子会社は業績が好調に推移した。インドの販売子会社は受注・売上高が改善傾向にある。