日本シイエムケイの2025年3月期第3四半期（24年4～12月）連結決算は増収、大幅増益。走行安全系向けが順調に推移し為替も影響した。

　日本の売上高は前年同期比横ばい。セグメント利益は生産性向上もあり同約2倍。

　中国の売上高は同5・8％増、セグメント利益は同26.4％減。外資顧客への販売が伸びたが生産工場の稼働率の低調が影響した。東南アジアは車載向けが増え売上高は同29.0％増。タイバーツが対ドルで通貨安となった。生産工場の稼働率が向上しセグメント利益は同約2.3倍。欧米は車載向けが販売減となったが為替の影響で増収減益。

　通期連結業績予想を修正。売上高を前回予想比3.3％、純利益を同31.4％引き上げた。