2025.02.14 NITTOKU、4~12月連結は経常利益が大幅減
NITTOKUの2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、経常利益が前年同期比70.8%減の6億1800万円となり、大きく落ち込んだ。
新規開発要素を含む案件の粗利率は改善が見られたものの、生産設備の規模が大型化するなど、納期の長期化やユーザーの要求に応じた仕様変更といったコストを要する事象が複数発生したことや、海外子会社の業績不振などが影響し、利益は前年同期を大きく下回った。
各セグメントの業績を見ると、全売上高の約94%を占めるワインディングシステム&メカトロニクス事業は売上高は増加したものの営業利益は大きく減少した。非接触ICタグ・カード事業の売上高は非接触ICカード、生産ライン管理用のFAタグや電池タグなどの合計ともに大きく減少した。