2025.02.20 50周年迎える工作機器国際展、ドイツで9月開催 自動化や焦点に

登壇するへーリング氏

展示会の関係者と出展者ら展示会の関係者と出展者ら

 工作機械の国際展示会「EMO(エモ) ハノーバー 2025」が9月22日~26日、ドイツ・ハノーバーで開催される。主催はドイツ工作機械工業会とドイツメッセで、開催50周年となる今年の焦点は、自動化や持続可能性、AI(人工知能)とデジタル化。スタートアップや工作機械の若手育成財団の特別ブースなども見どころだ。

 ドイツ工作機械工業会とドイツメッセは19日、開催概要などを発表するイベントを東京都内で実施した。ドイツ工作機械工業会エグゼクティブダイレクターのマルクス・へーリング氏は「エモは重要な展示会」とし、革新的で国際性が高く、顧客や新たなサプライヤーなどと出会う場として最適と強調した。

 19日時点で、35カ国約1300社から出展の申し込みがある。23年のエモには、45カ国から1800以上の出展者が集まり、約140カ国から約9万2000人の業界関係者が来場。うち日本から1600人の来場があった。